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事務系志望の方はOA事務がお勧め

パソコンを見る女性

OA事務はIT業界でのキャリアアップが可能

今回は「職種」についてです。

ちなみに「業種」というのはどんな業界かという事です。「職種」というのは、業界や業務内容によって分けられた仕事の種類です。職種の中でも、営業の仕事と言っても、不動産営業や医薬品営業やコンサル営業等、様々な業界の営業があるでしょう。

就活を行うにあたって、その業界の専門知識がなくても、なんとなく自分はこういう業界で働きたい、と思っている方は多いのではないでしょうか。業種・業界にこだわる方はとても多いと思いますが、職種となるとあまりこだわらない方が多いような気がします。

新卒の方は特に、自分に何が向いているのか、なかなかイメージしずらいからです。「この業界で頑張りたいという気持ちはあるけど、その中で自分がどう活躍出来るか分からない」。という方は多いのではないでしょうか。その場合は、出来るだけ今後の活躍の幅を広げる事が出来る職種が1番いいのではと思います。

その中ではOA事務がお勧めだと思います。

OA事務のOAとは、オフィスオートメーションの事ですが、一言で言うとパソコンのスキルを持った事務の事です。「オフィスのオートメーション化を行う仕事」となると身構えてしまうかもしれませんが、最初は一般事務からスタートしますので、いきなりプログラミング等を行ったりするわけではありません。

◆IT業界を志望しているけど自分にはハードルが高そうだな。。。

◆エンジニアやWEBデザイナーに憧れはあるけど自分は文系だし。。。

そんな人におすすめなのがOA事務のお仕事です。会社や部署によって任される仕事の幅は異なりますが、資料作成やデータ入力、電話対応等の一般事務のお仕事から、少しずつスキルアップ出来るのがOA事務の魅力です。

ではなぜIT業界がお勧めかというと、IT業界での経験があればITスキルが身に付きますし、技術系の仕事が合わなければ、営業系の仕事に転職する事が可能だからです。営業系から技術系への転職は少しハードルを感じてしまうでしょう?

業界による離職率の違い

これは、業界別の離職率(新卒が3年以内に辞める確率)のデータです。

業界別の離職率の違い

赤い矢印の、全産業平均9.2%に対し、情報サービス(IT)業界は8%です。昔と違い、現在は残業時間の超過が減少し、IT業界はより働きやすい業界となっています。

1番離職率が高いのは、流通・小売です。実は私は以前流通関係の仕事をしていましたが、とにかく人が毎月辞めていくような職場でした。土日祝日は基本的に仕事、休みは直前に分かるので、自分の予定が立てづらいのと、どの業界でも役立つ技術というのが、あまり身に付かないのが主な原因だと思います。

そしてこちらは、どのような職種に転職したいかのアンケート結果です。※上位5職種を表示

転職アンケート

青色が経験、オレンジ色が今後の希望です。

こちらを見ると、事務を経験している方も多いですが、今後も事務をやりたいという方が圧倒的に多いのです。

しかし、私のお勧めしているのは事務ではなくOA事務です。OA事務の方は、普通の事務職の方よりもITスキルがあるので、当然、転職にも有利ですし、家庭を持った方が復職する際にもかなり有利になります。

勿論、経験も大事ですが、どちらかというと「スキル」を持っている方の方が重宝されますよ。

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木山智義のプロフィール

株式会社ハイストリート

 

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 博士前期課程修了
株式会社ハイストリート 代表取締役
東京のIT企業にて年間300人以上の方と面接を行っており、会社を経営しながら、採用コンサルタント、統計アナリストとして活動しております。

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