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就活でブラック企業を見分ける方法

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本当のブラック企業は待遇ではなく教育制度に問題がある

近年、よくブラック企業が社会問題になりつつありますが、一応、ブラック企業の定義としては、「労働条件や就業環境が劣悪で、従業員に過重な負担を強いる企業や法人。」となっています。

もし、最初からブラックな企業だと分かっていれば、わざわざそんな会社には入社しませんよね?

ではなぜ就活の際に、これだけネットでいくらでも情報が得られるにも関わらず、多くの方がブラック企業を選んでしまうのでしょうか?

それは、見分けるポイントが間違っているからです。

ではどんな会社が1番ブラックなのでしょうか。

たくさん残業する会社?給料が安い会社?もちろんそれもありますが、結論から言うと、教育に力を入れていない会社が1番のブラック企業なのです。

なぜ教育が1番大事かと言うと、残業の多い会社というのは、それだけたくさんの業務量をこなします。確かにハードかもしれませんが、その結果、それだけ多くの知識や技術を学び、人より多くの経験を積む事が出来るので、その経験を活かして次にステップアップ出来るのです。

私の知り合いで、「転職したらいきなり年収が倍になった」という人もいます。

なので、どんな会社にいようとその経験は必ず役に立ちます。決してムダにはなりません。しかし、教育に力を入れていない会社の場合、教育制度もビジョンも何もありません。結果的に、社員を「使い捨て」としか思っていないのです。

するとどうなるかというと、何も学ばないまま時間だけが過ぎていきます。そして、気が付くと年齢とスキルが見合っていないので給料も上がらないし、転職も出来ないのです。その結果、もしその会社から解雇された際に、「人生が詰んでしまう」のです。

学べない環境というのは、人生において最大のリスクなのです。

そのような事にならないよう、必ず面接の際に教育制度について確認しておきましょう。

面接での良い質問例はこちら

ブラック企業は残業時間に注意

例えば、面接の際に、「ウチの会社は、月平均〇〇時間程度残業が発生しますが、もちろん毎月の残業代は支給しますし、固定給は相場よりも高めに設定してあります。」

このように言われたらどうでしょうか。

実際に内定を貰い、雇用条件通知書にも同じ内容が書いてあったとします。別にブラックだとは思いませんか?

しかし、長時間残業というマイナス部分を、待遇面でカバーする会社というのは、そもそも人が辞めても人員を補充しない会社の可能性があります。

というのも、そもそも人を採用して十分な人員がいれば、毎月残業なんてしなくても済むでしょう?残業時間も天井知らずに増えていく事も十分にあり得ます。

しかも、「月平均〇〇時間の残業があります」というのは大変注意が必要です。

それは、部門や役職によって残業時間にはばらつきがあります。単純に、月60時間残業している人と、残業ゼロの人を足して2で割れば、平均は30時間です。最頻値ならまだしも、ただの算術平均の数値を鵜呑みにするのは危険です。面接の際には、必ずそこを確認しておきましょう。

ブラック企業の場合、一番残業しなければならないのは、上の人間ではなく下っ端の人間です。

歩合制と書いてあったらほとんどがブラック企業

ちなみに待遇面ではどうでしょうか?

「固定給+歩合制なので、入社1か月目から月収100万円も可能!残業も殆どありません!」

このような会社ならいかがでしょうか。先程より改善された気がしますか?業務内容にもよりますが、純粋に怪しいですよね(笑)

この歩合制というのは、やった分だけいくらでも稼げる素晴らしいシステムのように感じるかもしれませんが、実は大変危険です。

もう「歩合制=ブラック企業」だと思った方がいいくらいです。

実力次第でいくらでも稼げるので、確かに月収100万円稼いだ人も過去にいたかもしれませんが、こういう見出しは、集客のために、過去の最高実績だけを掲載していますので、ほとんどの方は全く稼げずに辞めていきます。

もちろんコンスタントに契約を取れればいいですが、必ず場所などの制限や限界があります。もし1つも売れなければ、当然給料は最低賃金です。完全歩合の場合、最悪給料はゼロ円です。

そもそも歩合制というのは、労働者にとってたくさん稼げるメリットのように一見思えますが、実は逆で、雇用する会社側のメリットなのです。

もし、あなたがレストランを経営しているとします。そのためにウェイターを5人雇っています。その人件費は、お客さんが100人来ようと0人であろうと同じですよね?という事は、その人件費は、最悪お客さんが0人であった場合のリスクを伴うのです。

しかし、歩合制というのは、商品が売れた時だけ人件費が発生するシステムなのです。なので会社は必ず利益が出るのです。

だって商品が売れなければ、どれだけ残業しようが報酬はゼロですから。人件費が発生しないので、会社側のリスクはゼロです。これをレストランに当てはめると、「お客さんがゼロの場合はバイト代は出ません」と言っているのと同じなのです。

私の経験上、歩合制の仕事に向いていて、尚且つそれで長期的に稼げて幸せになれる人というのは、1000人に1人といったところでしょうか。
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木山智義のプロフィール

株式会社ハイストリート

 

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 博士前期課程修了
株式会社ハイストリート 代表取締役
東京のIT企業にて年間300人以上の方と面接を行っており、会社を経営しながら、採用コンサルタント、統計アナリストとして活動しております。

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