就活で失敗したくない方は必見!多くの方の意外な転職理由
ほとんどの方は職場環境に不満を持っている
私は仕事上、たくさんの方の前で講演を行ったり、たくさんの方とお会いし、面接を行います。その中には、在職中でありながら、転職活動をされている方もたくさんいます。
その方との面接の際に、私が「何故転職したいのですか?」と尋ねると、大抵の方は、「仕事は好きなのですが、職場環境が合わない」と答える方がとても多いのです。
この「職場環境が合わない」というのは、「周りの人と気が合わない」という意味ではありません。もし、周りとの人と気が合わないから、という理由で転職活動をしても、その理由だとどの会社に行っても同じ事が考えられますから。
その「環境」というのは、
・単純に家から会社までの距離が遠い
・上が詰まっていて、自分に責任のある仕事を任せてくれない
・ルーティン作業や分業ばかりで、成長出来る環境ではない
・業務の進め方や方向性が自分に合わない
これらの「環境」に不満に感じ、転職活動をしている方が多く見受けられます。
よく待遇面に不満を感じて辞める方が多いのではと思いがちですが、それは、「年収を上げたいのなら転職した方が早い」というだけで、転職理由としては実は少ないのです。というのも、雇用条件や待遇は入社前に必ず提示されているはずですので、内定承諾しなければいいだけの話だからです。よほど入社前と入社後で、給与額に違いがあるのなら別ですが。
もちろん、入社前に職場環境が分かっていればいいのですが、入社して初めて気付く事もありますし、今後の事まで見通して就活を行う事は、なかなか難しいのかもしれません。
それは、アルバイトを探す際にも同じ事が考えられると思います。
皆さんがアルバイトを探す時は、情報誌やネットなどで、自分にとって一番最適なアルバイトを選ぶでしょう?【業務内容・場所・職場の雰囲気・時給・時間帯・その他まかないなどのメリット】これらの事を踏まえて、その中で最適なアルバイトを探して選んだはずなのに、実際に働いてみた時に、理想とのギャップを感じた事はありませんか?
「どうも思ってたのと違うな。。。、思ってたよりも忙しい、楽しくない、自分に合わない。。。」
そんな経験をされた方がほとんどだと思います。でなければ辞める人なんていませんから。今はネットで色んな情報が見れる時代です。当然、そのアルバイトの職場の環境などは事前にネットで調べる方が殆どだと思います。
それでもやはり人によって感じ方には差がありますし、結局、仕事というのは、やってみないと自分に合うかどうかは分からないのです。
そして同じ会社でも、地域や部門によって、職場環境も全く違います。
例えば、あるコンビニで働いたとします。駅前のコンビニの場合、たくさんのお客さんが来ます。とにかくやる事も多いですし、お客が多い分、色んなクレーム対応などもあります。しかし、駅から離れた場所や田舎のコンビニの場合、ほぼ地元の人しか来ないので、忙しさや業務範囲も限られてきます。下手すると、コンビニなのに夜11時で閉まるところもあるでしょう。私が学生の頃に働いていたコンビニは、駅や繁華街からも遠く、暇過ぎて辛いと思ったほどでした。
このように、同じ会社ですら、環境というのは場所によって全然違うのです。でもそれはやってみないと分かりません。
私の経験上、大抵の方は、今までのキャリアを活かした仕事に就きたいと考えています。一から始めるよりも、その方が自分にとって有利だからです。どんな会社にいようと、今やっている事は必ずキャリアとして役に立ちますし、これからどんな業界に転職しようと、数ヶ月などの短期間で辞めない限り、絶対に無駄にはなりません。
短期間(1年以内)で仕事を辞めてしまうと、むしろ職歴にキズを付けているようなものです。「この人は前回同様、ウチも1年以内に辞めるんじゃないか」という目で見られてしまいますよ。
お金持ちは常に成功している場面をイメージしている
では、どうすれば会社選びに失敗しないのでしょうか?
もちろん、一番いいのはインターンに参加する事です。業務内容も働き方も分かりますし、何よりも社員の顔が見れます。職場環境のいい会社というのは、結局はその会社の社員がどういう人かで、ある程度分かるのです。もちろんそれは人事の方にも当てはまります。
まずは自分の理想の職場をイメージしましょう。こんな感じの職場で、こんな服装で働いていて、何時くらいに仕事を終えて、こういう人達に囲まれている、そんなアバウトな感じでも大丈夫です。
そのイメージはなんとなくでも構いません。人から聞いた情報なら尚更ですが、自分が見て感じた情報なら一番信用出来るでしょう。これはすごく大事な事なのです。というのも、理想が何もない人というのは、職場環境は何でもいいと言っているのと同じですから。
いくら職歴が無いからイメージ出来ないとしても、仕事なら何でもいいと思っている訳ではないでしょう?そういう人は、仕事選びに失敗する可能性が一番高いのです。
ポジティブな事だろうと、ネガティブな事だろうと、人は思考しているものを自分に引き寄せるのです。
これはスピリチュアルな事に感じられるかもしれませんが、引き寄せの法則は重力と同じで自然の法則です。もちろんこれは就活の事だけではなく、人生の成功全てに当てはまります。
お金持ちの人は、常に富を思い浮かべて、自分が成功している場面だけをイメージしているのです。ネガティブな事なんて考えません。
その結果、富がやってくるのです。もちろん努力もリテラシーも大事ですが、それ以前に、自分はこうなりたいというイメージが無い人は、そもそも成功が何なのかが分かっていないのです。アウトプットがなければインプットもあり得ません。
自分にも成功が分からないのに、他人がそれを叶えてくれる事はありません。もし失敗したらどうしよう、こんな風になったら嫌だな、今日もきっとダメだろうな。。。。このような事を考えている人は、「自分は不幸になりたい」と言っているのと同じです。きっと、考えている通りの事(失敗)を引き寄せるでしょう。
常にポジティブなイメージを持つ事が大事です。そこに根拠なんてものは要りません。理想をイメージする事によって、まずは自分が気持ち良くなる事が大事です。自分の理想の職場、理想の同僚、理想の上司、そして1番大事なのは、その中で輝いている理想の自分です。
どうですか?それをちゃんとイメージしてみる事で、気持ち良くなって気分がポジティヴになれましたか?その気持ちとイメージを常に持つ事が大事です。他人がどう言おうと関係ありません。必ず考えている事は実現しますよ。
この記事へのコメントはありません。