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就活で学歴より大事な事とは

月

本当に頭の良い人とは

「私は〇〇という企業の企画職に就きたいのですが、大学がFランなので正直受かるかどうか不安です。」こんな相談をよく受けますが、正直こういう人が1番しょうもない人間なのです。本当に頭の悪い人というのは学歴ではなく、ネガティブ思考で自分の可能性を自分で狭める人の事なのです。本当に頭の良い人というのは、ポジティブ思考で積極的に可能性を広げる人の事です。

私に言わせれば「〇〇大学を出ました」というのは、「〇〇小学校を出ました」と言っているのと同じです。人生において重要なのはどこの学校を出たかではなく、仕事や社会貢献を通じてどのような成果を残したかという事なのです。

学歴をカバー出来るのは再現性のあるエピソード

慣性の法則が成功を導く

慣性の法則=「静止している物体は静止し続け、運動している物体はそのまま動き続ける」

”慣性の法則”というものがあります。慣性とは「静止している物体は静止し続け、運動している物体はそのまま動き続ける」という物理学の法則です。宇宙空間でボールを投げると空気抵抗などが無いので、そのボールはほぼ永遠に飛び続けます。実は人生が上手く好転している人には慣性の法則が働いているのです。一度でも成功体験がある人は、行動力が身に付いており、そのまま行動し続けるからです。行動力とは「目的のために積極的に行動する力」という意味です。だから成功している人ほど更に成功しやすいのです。

実は人生において一番分かりやすく慣性の法則が働いているのが「学歴」なのです。高学歴の人は自信や自己肯定感を得られるので、全てにプラスの慣性が働いているように感じるからです。

ただ専門家でもない限り、学校のカリキュラムが社会で役立つ事は殆どありません。成功を収める事と学歴には本来何の関係もないのです。学歴は人生の約束手形ではありません、結局はただの思い込みなのです。

しかし、その思い込みが次への「行動力」に繋がるのです。根拠の無いただの思い込みであろうと、それが自信となりモチベーションが高まるからです。行動力のある人は人より多く打席に立てるので、チャンスを掴みやすく、結果的に成功する確率も高まるのです。

ビジネスにおける成功とは協力者を増やす事

大事なのは自分に自信を持つ事なのです。学歴はその手段の一つに過ぎません。要は好きな事や得意な事であれば何でもいいのです。そうすれば自信と更なる行動力が生まれ、後は慣性の法則で人生はプラスに転じていきます。人生で重要なのは学歴ではなく、慣性を身に付ける事なのです。

それに「教育」という意味の単語の “education”は、ラテン語の “educo” ( 引き出す) が語源です。 教育とは知識を詰め込むことではなく、眠っている才能や個性を引き出してあげる事なのです。

思い込みや自信が行動力を生み出す。そうすればプラスの慣性が働き成功に繋がる。

大事な事なのでもう一度書きますが、行動力とは「目的のために積極的に行動する力」という意味です。逆を言えば行動力の無い人は目的が無いので、当然成功もあり得ないのです。頭の良い人というのはポジティブで積極的に可能性を広げる人の事です。成功する人というのは例外なくポジティブ思考の人なのです。

誰でもすぐにポジティブ思考になれる実験方法

Don’t think!Feel!(考えるな!感じろ!)

私の好きな映画「燃えよドラゴン」にて、「Don’t think! Feel!(考えるな!感じろ!)」というブルース・リーの有名なセリフがあります。これは映画を観ていない人でも分かるほど有名だと思いますが、実はこの場面はこの後こう続くのです。

“Don’t think! Feel! It is like a finger pointing away to the moon.
Don’t concentrate on the finger, or you will miss all that heavenly glory.”
(考えるな!感じろ!月を指差すようなものだ。指に集中するんじゃない、その先の栄光が得られないぞ。)

この指と月に関するくだりは、鎌倉仏教のひとつ「曹洞宗」を日本で広めた「道元(どうげん)」の言葉が元ネタだと言われています。

修行者がとある本について教えて欲しいと道元に聞いたところ、道元は「私は文字が読めません。その本を読んで聞かせて欲しい。」と頼みました。「文字も読めないのに、意味なんて解るのか?」と修行者が聞き返したところ、道元はこう返答したのです。

「真実と言葉には何の関係もありません。真実が月だとするなら、言葉は指だ。指は月の位置を指し示すことは出来るが、指にこだわっていると月は見えない。」

これをブルース・リーの言葉に合わせるなら、「考えるな!感じろ!」とは「考え方にこだわってしまうと、本質が見えなくなるぞ」というニュアンスになるでしょう。つまり指は学歴で、月は人生の目的です。

学歴(指)にこだわっていると、人生の目的や本質が見えなくなってしまうのです。学歴は目標を指し示す事は出来ますが、あくまで自信や行動力を身に付けるための1つの手段であって人生の本質ではありません。だから思い込みや自信に根拠は必要ないのです。

単なるハッタリであろうと、結局はパワーをプラスに転換出来る人間が勝つのです。大事なのは自信と行動力があるかどうかです。そしてプラスの慣性を身に付ける事です。

私は理系の研究室で科学を専攻していましたが、確かに科学論文には明確な根拠や再現性を求められます。しかし、そのアルゴリズムは実践して初めて結果を出すのです。論理ばかりにとらわれていては、永遠に結果を出す事は出来ないのです。

学生時代に必ずやっておくべき事とは

「僕は学歴を飛行機の座席に例えるんですけど。東大だったりすごくいい大学行ってる人はファーストクラス、中卒はエコノミーシート。でも目的地には結局着くじゃないですか。ファーストクラスで行ったから素敵な旅行になるとも限らないし、エコノミーだからひどい旅行になるとも限らない。結局、行った先で何をするかが大事であって、(学歴は)人生を決定づける大事なものではないかな、と思ってる」 by ローランド

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木山智義のプロフィール

株式会社ハイストリート

 

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 博士前期課程修了
株式会社ハイストリート 代表取締役
東京のIT企業にて年間300人以上の方と面接を行っており、会社を経営しながら、採用コンサルタント、統計アナリストとして活動しております。

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