Business
Academy

目標がない人間は年収で10倍の差が出る

ビルと青空

成功とは目標を達成する事

就活だけでなく、人生において目標・ゴール・ビジョンを持つ事はとても重要です。これはよく学校や親から言われる事ですが、その意味や重要性にちゃんと気付いている人は少ないのではないでしょうか。

おそらく、誰もが成功したいと思っているはずです。しかし、「じゃあ、あなたの成功とは何ですか?」と聞かれて即答できますか?ちなみに、ただお金が欲しいというのは目標ではありません。

目標とは、「私が成功するという事は、〇〇を達成する事である。」という明確な定義を持つ事なのです。

目標がなければ成功する事も出来ないのです。もちろん努力やリテラシーも大事ですが、自分はこうなりたいという目標やビジョンが無い人は、そもそも成功するという概念が無いのです。アウトプットがなければインプットもあり得ません。本人ですら何が成功か分からないのに、周りがそれをサポートする事は出来ないのです。

何度も言いますが、目標があってこそ、成功があるのです。と言っても、その目標を立てる際に、具体的な根拠は要りません。まず大事なのは目標を持つ事です。そして、自分で掲げた目標であれば、能動的に取り組む事が出来るはずです。その積み重ねが自信となり、自分なら必ず達成出来るという、強い信念が生まれてくるのです。

最初の時点で、「自分には何が出来るんだろう」「やりたい事ってなんだろう」「本当に出来るんだろうか」なんて事をいちいち考える必要はありません。

人間の思考は良くも悪くも必ず現実化するのです。

最初から「出来ない」というネガティヴな思考だと、必ずその通りになるでしょう。本当に強い人間というのは、自分の力を信じている人なのです。最終的に勝つ人間というのは、自分なら必ず出来ると思っている人なのです。今までの経験や学歴などは関係ありません。

就活で実力以上の力を発揮する方法はこちら

目標を紙に書いているかどうかで年収に10倍の差が出る

以前、ハーバード大学の教授が、学生に「夢調査」というものを行いました。

その内容は、学生に対して「夢や目標を持っているかどうか」という簡単なアンケートです。

その結果は、

夢や目標を持っていない人      84%

夢や目標を持っている人       13

夢や目標を持っていて紙に書いている人 

このような結果になりました。

そして、10年後に同じ学生に年収を聞いてみたところ、

夢や目標を持っていなかった人と、持っていた人とでは、年収に2倍の差があったのです。

更に、夢や目標を持っていた人と、それを紙に書いていた人とでは、10倍の差があったのです。

という事は、最大で年収に20倍の差が出ているのです。夢や目標を持っているかどうか、という事よりも、夢や目標を持っていて、尚且つそれを紙に書いているかどうかが1番重要なのです。

では何故紙に書く事で、年収に10倍もの差がつくのでしょうか?

実はこの結果は、「思考は現実化する」という事を如実に証明しているのです。

思考が明確な目標を持つと、強い信念や忍耐力が生まれ、思考は強烈な実体となるのです。信念というのは、形を持たない夢・目標・思考・イメージを、物理的な実体(例えばお金や地位や名声)に変えるのです。目標を紙に書くという行為は、自分の目標を物理的に再認識させ、更に強固な信念を生み出すのです。

ハーバード大学の学生は、既に相当なトレーニングを積んでいます。明確な目標と行動計画があれば、自分にはどんな事も達成出来る事を無意識に理解しているのです。

コロンブスは誰よりも強い信念の持ち主

コロンブスはアメリカ大陸を発見した、言わずと知れた歴史上の偉人です。コロンブスの物語は、信念が全てを可能にするという事実を、完璧なまでに示していると思います。

コロンブスはイタリアの決して裕福とは言えない家庭に生まれましたが、父親の仕事を手伝いながら、ずっと大航海を夢見ていました。「海を越え西へ向かえば、インドの胡椒や黄金の国ジパングなどの、莫大な財宝があるはずだ。」そしてコロンブスは、スペイン語やラテン語などの言語や天文学、地理そして航海術を独学で学びます。この時点で、コロンブスには誰よりも強い信念と忍耐力があった事が伺えます。

コロンブスはイタリア人ですが、ポルトガルの王様に、航海の為の資金援助を2回も申し出ましたが断られてしまいます。最終的に、スペイン女王からの資金援助と承認を受け、ようやく航海出発に漕ぎ着けます。飛行機も無い時代に、帆船だけでポルトガルやスペインに行く事は、当時としては相当な労力のはずです。当時の航海技術だと、帆船で24時間進み続けたとしても、イタリアからスペインまでは片道約10日間です。それでも彼はめげずに更なる大航海に出発するのです。

そして航海中に船員の暴動や幾多の嵐に遭いながらも、ついにはアメリカ大陸にたどり着き、コロンブスは莫大な財産を築いたのです。

この話は誰でも知っていると思いますが、これを私なりに今風にリメイクすると、


「火星には未知なる鉱物資源と、未知なる生物が存在するはずだ。」

コロンブスは高卒でしたが、独学で宇宙工学と経営を学び、海外の投資家から資金援助を受け、宇宙ロケットを開発する会社を起業しました。そして、ロケットを打ち上げる為、アメリカやイタリア政府に許可を申請しますが何度も断られてしまいます。

そして最終的に、やっとロシア政府から打ち上げ許可が降り、なんと、宇宙飛行士として自らがそのロケットに乗り込み、火星へと出発するのです。そして、誰もが夢見た火星の貴重な鉱物資源と火星人を発見し、コロンブスは英雄となりました。


いかがでしょうか。こうすると分かりやすいでしょう。ものすごい信念の持ち主だからこそ、成せる偉業だとは思いませんか。

彼は、貴族や裕福な家庭の出身でもなく、将来を期待された人間でもありませんでした。そもそも彼には、成功する保証も根拠も何もなかったのです。でも彼には、何もない状態でも、「自分なら必ず出来るはずだ」という強い信念があったのです。

信念と具体的な目標計画が結びつく事によって、目標は実現化せざるを得なくなるのです。

株式会社ハイストリートの採用情報

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧

検索

木山智義のプロフィール

株式会社ハイストリート

 

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 博士前期課程修了
株式会社ハイストリート 代表取締役
東京のIT企業にて年間300人以上の方と面接を行っており、会社を経営しながら、採用コンサルタント、統計アナリストとして活動しております。

最近の記事

BLOGランキング

Seminar

会社説明会参加アイコン

Internship

ハイストリート インターンシップ参加フォーム