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大企業に行くコツはまず中小企業を受ける事

方位磁石

まず先に中小企業から内定をゲットしよう

世の中にはどのくらいの会社があるかご存知ですか?

正解は、約400万社です。

これは事業所も含めてですが、そのうちの株式会社が約200万社です。それに対し大卒の就活生は約50万。これはもう圧倒的に求人数が求職者を上回っている状態なのです。要は、選ばなければ必ずどこかに入社する事が出来ます。

では何故競争が起きるのでしょうか?

それは、200万社あると言っても、そのうちの99.7%は中小企業です。大企業は0.3%にしか満たないのに、皆がそこに集中するからです。

就活をスタートする前に、まずは就活のゴールを決めましょう。

どうですか?自分が行きたい会社のイメージが湧きましたか?

行きたい会社を決める際は、業績も大事ですが、見栄えやブランド力、オシャレで人に自慢出来る会社だから、という理由で全く構いません。だってそうじゃないと、やる気が起きないでしょう?

そして、大企業をどんどん受けてことごとく振るい落とされる事も必要です。と言っても、それは別に人として劣っているから落ちた訳ではありません。

企業によって採用基準というのは違います。ただ自分がその企業には合わなかったというだけの事。気にする必要はありません。

ただ、いきなり大企業ばかり受けるのはリスクがあります。まずは中小企業を受けて内定を貰いましょう。

こちらのグラフを見てください。

【参考】ディスコ「2017年卒 新卒採用に関する企業調査」

こちらのグラフを見ると、従業員が小さい企業ほど、充足していない事が分かります。

何故中小企業に応募が少ないかというと、大企業に応募が集中するからです。皆さんリクナビやマイナビを使っている方は多いと思いますが、大抵の方は大手ばかりエントリーしてしまうでしょう?というのも、殆どは知らない企業だからです。特に、中小の優良企業がどこにあるか、という情報はなかなか掴めないでしょう。

ですが、いきなり大企業だけを受ける事はオススメしません。就活の必勝法として、第一志望の会社に行きたいのなら、まずは中小企業を受けて、面接に慣れておく事が大事です。

就活は登山の様なものです。登山に興味がある人が、いきなり富士山に挑戦したりしないでしょう?まずは低い山からチャレンジする必要がありますし、どんな装備が必要か事前にリサーチする必要もあります。そして少しずつ身体を慣らしていって、一度中腹まで登り、そこから初めて山頂を目指します。これが登山を成功させる王道です。

まずは中小企業を受ける事で、面談の練習にもなりますし、内定を1つでも貰えば、それがその人の自信にもなります。内定が1つでもあるのと無いのとでは雲泥の差がありますから。

ただ、だからと言って、中小企業の採用基準は甘くありません。落ちる事も普通にあるでしょう。

中小企業の良いところは、大抵は一年中募集しているところが多いのです。大企業は7月からスタートしたりしていますが、中小企業は特に制約はありません。メールを送ったり、いきなり電話をかけても、対応してくれる企業はたくさんあります。

最初は抵抗があるかもしれませんが、大企業でも、OB訪問を希望する際は、基本は自分から電話をしないと受け付けて貰えませんよ。

それに、大企業に入社出来る人は約10%です。どちらにしろ、中小企業を受けない人なんて殆どいないのです。という事は、大企業もしくは第一志望の会社に行かなかったとしても、中小企業を受けて培った経験は十分に発揮されますし、それが必ず自分の財産になりますよ。
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木山智義のプロフィール

株式会社ハイストリート

 

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 博士前期課程修了
株式会社ハイストリート 代表取締役
東京のIT企業にて年間300人以上の方と面接を行っており、会社を経営しながら、採用コンサルタント、統計アナリストとして活動しております。

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