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就活や転職で失敗する人の5つの共通点

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就活や転職で失敗する人の5つの共通点

以前、就活や転職で成功する人の5つの共通点という記事を書きましたが、今回は、就活で失敗する人の共通点です。

企業の採用活動というのは、むしろ空振りの方が断然多いので、就活で成功する人よりも、失敗する人と出会う確率の方が断然高いのです。履歴書だけでその人の全てを見抜く事は出来ません。なので今回は、履歴書の内容ではなく、実際に会ってみて感じる事の共通点です。

履歴書の書き方はこちら

職務経歴書・添え状の書き方はこちら

今回は、就活や転職で失敗する方の5つの共通点を挙げてみたいと思います。

①自分のアピールポイントが分かっていない

たまに勘違いしている方がいますが、アピールポイントと言っても、何かすごい実績がないといけない訳ではありません。ここは自分と企業との接点を述べればいいのです。それは、自分が接点だと思っている事で構いません。

自分と企業との接点が分かれば、自分だけの自己PR・自分だけの志望動機というのが描けるはずです。その際に、自分の学校や学部と無理やり繋げる必要はありません。アルバイトや趣味を通じて得た事でも大丈夫です。

そして、そのアピールポイントは、出来るだけ定量化・数値化出来る形にしましょう。

例えば、「私は英語を頑張って勉強しています。簡単な日常会話程度なら出来ます」よりも、「私はTOEICで700点を採りました」の方が相手に分かりやすいし伝わりやすいのです。

アピールポイントや接点が分からない場合は、自分がその企業で、バリバリ活躍している姿を想像してみましょう。そうすれば、なんとなく自分のポジションが見えてくるはずです。

大事なのは、やりたい仕事よりも得意な事を仕事にする事です。得意な事を仕事にしていれば、自然と結果もついてきますし、やりたい事も見えてきますよ。

②大手企業しか受けていない

大手企業を目指す事は一向に構いませんが、実際に大手企業に行く人というのは、全体の1割程度なのです。という事は、中小企業やベンチャーを受けない人なんて殆どいないのです。

むしろ大手企業に行きたいのであれば、事前に色んな中小企業を受けて慣れておく事が大切です。

これは、公務員志望の方にも言えますが、中小企業を受けずにいきなり大手を受けるのは、頭の中でイメトレだけをして全く練習をせずに試合に挑むようなものです。

中小企業の方が選考のプロセスも早く、選考や面接のポイントを掴みやすいですし、そこで自分の強みを発見する事もあるでしょう。それにもしかすると、本当に自分に合う企業に出会えるかもしれませんよ。

第一志望の会社に行く方法はこちら

③周りの意見を聞かず、1人で就活をしている

たまに就活は個人プレイだと勘違いしている人がいますが、就活は自分の目利きとなる人物が必要です。自分の目利きとなる人物というのは、親兄弟、友達、先生、学校のキャリアセンター、学校のOBOG、ハローワーク、就活アドバイザー、エージェント、あと私のような採用コンサルタントなどです。

就活には自分の目利きとなる人物が必要

1人で就活を行うと、どうしても情報が限られますし、自分に何が向いているかも分からずに迷走してしまいます。とにかく周りの人にどんどん相談しましょう。何も分からなければ丸投げでも結構です。

就活で重要な情報は、自分から聞きに行かない限り、向こうから提供してくれる事はありませんよ。

④そもそもあまり受けていない

私はよく面接の際に、「今まで受けた企業は何社ですか?」と聞く事がありますが、就活で失敗する方はその数が異様に少ないのです。

ちなみに、面接の際に「御社しか受けていません」というのは、むしろNGです。

就活では何十社と受けていて当たり前です。今まで受けた企業数が少ない方は、行動力や自主性に乏しいと判断されてしまいますよ。

就活において、企業選びが慎重になり過ぎる方がいますが、気になる企業は片っ端から沢山受けましょう。受けて損する事など何もないのです。むしろ、色んな企業を沢山受ける事で、自分の強みも分かりますし、それが自信にも繋がるのです。

そして、落ちたからといって気にする事はありません。企業によって採用基準はバラバラですので、たまたまその基準に自分が合わなかったというだけの話です。どんなに優秀であろうと、百発百中で受かる人なんて存在しません。

⑤ネガティブである

正直これが一番致命的です。

どんなに美人でも、どんなに勉強が出来ても、ネガティブな人は面接で必ず落ちます。

なぜかというと、ネガティブな人というのは、「私は不幸になりたい」と言っているのと同じです。

本当に頭の悪い人というのは、学歴ではなく、自分の可能性を自分で狭めてしまうネガティブな人の事なのです。

成功する人や出世する人というのは、常に自分が成功する場面を思い描いています。そうすると、自然と仕事のパフォーマンスや言動がそれに伴っていきます。常に前向きで力強い信念を持つ人間が最終的に勝つのです。

結局はポジティブ思考の人間が成功するのです。これに例外はありません。

しかし、ネガティブな人はもともとネガティブな性格という訳ではないのです。自分でマイナスな思考を選んでしまっているだけで、誰でもポジティブになる事は出来るのです。

↓↓是非こちらの記事を参考にしてみてください。

誰でもポジティブになる実験方法はこちら

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木山智義のプロフィール

株式会社ハイストリート

 

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 博士前期課程修了
株式会社ハイストリート 代表取締役
東京のIT企業にて年間300人以上の方と面接を行っており、会社を経営しながら、採用コンサルタント、統計アナリストとして活動しております。

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