都内の学校が就活に有利な理由とは
東京23区内では就活のネットワークがある
この記事は、既に東京以外の地域に進学した方でも大丈夫。安心して最後まで読んで頂ければ光栄です。もちろん、これから進学先をどこにしようか考えている方も必見です。
結論から言ってしまえば、都内の中でも23区内の学校が就活では1番有利です。なぜかというと、23区内には大学や専門学校が密集していますので、学校同士のネットワークがありますし、単純に情報の伝達速度が速いのです。そして何よりも、会社の数は東京が1番多いからです。
ちなみに私は茨城の学校を出ていますが、就活の際は、色々な形で都内に行かなければなりませんでした。セミナー・説明会・合同フェス・1次面接・2次面接。。。。。
そのたびに片道2時間半もかけて通わなければなりません。もちろん、よっぽど地元に行きたい会社や有力な企業があるのなら別ですが。
でも、私のように、通える地域にいるのならまだマシです。当然、関西や中国地方、九州方面から説明会の為だけに来る方もたくさんいます(面接や選考ではなく、ただの説明会ですよ?)。それらは、よっぽど太っ腹の大手企業でもない限り、運賃は当然自腹です。そして何よりも時間も労力もかかります。
都内には学校が密集しています。という事は、学内だけでなく、他の学校とのネットワークも当然ありますので、交友関係を通じて、様々な情報も共有する事が出来るのです。
その中でも、23区内には学校が1番密集しています。そしてこれは私の経験ですが、23区内かどうかというのはとても重要です。同じ東京でも、八王子や町田方面にある学校は、23区内の学校に比べて、他校との接点が極めて少ないのです。
地方の学生の方には信じられないかもしれませんが、23区内の少しチャラい学校のサークルでは、毎週のように、他の大学生同士での飲み会がありますから。
もちろん、地方の大学でも接点はあると思いますが、学校の数で言うと、大阪・名古屋・福岡ですら東京の4分の1程度しかないのです。これはもう圧倒的に、東京が学校数でも情報量でも求人数でも他県に勝るのです。
東京と大阪だけでも求人数は5倍も違う
大手企業であれば、全国に事業所がありますので、福岡・大阪・名古屋・東京・仙台などで地元採用を行っていますが、それでも東京での採用がメインなのは言うまでもないですし、地方に住んでいる方も東京での就業・就活をお勧めします。
なぜかというと、単純に東京は会社も求人数も日本一多いからです。
実際に、大阪と東京だけでも求人数に5倍の開きがあるんですよ?これは確率の問題です。10個の中から行きたい会社を選ぶよりも、50個の中から選んだ方が、より行きたい会社に行ける確率が高まるでしょう?
会社の数が多いという事は、それだけ選択肢が増えるという事です。「自由」とは、多くの選択肢があって、尚且つそれに見合った能力がある状態の事を言うのです。
能力は磨けば誰でも伸ばす事が出来ますが、選択肢を増やすというのは、場所によって限界があります。
それに、採用する企業側としても、わざわざ地方の方を採用する理由は特にありません。企業が地方の方を採用するという事は、地方での採用活動を行う必要がありますので、広告費や宣伝費、人件費などもそれだけ多くかかります。
そして、住む場所を提供しなければならなかったり、採用した後のアフターケアもあります。就職のために地方から上京する事で、東京の生活にギャップを感じる方も沢山います。
それらを踏まえると、企業側としても採用のリスクが高まるので、東京の学校の方の方が、確率的に行きたい会社に行ける可能性が高いのです。
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