公務員志望の方必見!就活で必ず決まる方法とは
公務員に落ちてから就活をしても手遅れ
私は仕事柄、普段色んな方と面接を行いますが、新卒だけでなく中途の方もたくさんいますので、基本はほぼ1年中採用活動を行っています。
既に内定を頂いてるにも関わらず、就活を続けている方もいますし、12月頃になっても、まだどこにも決まらずに就活をされている新卒の方もたくさんいます。
ただ、とても優秀なのに、まだどこからも内定を頂いていない方も実は結構ちらほらいるのです。
「どうして優秀なのに、この時期になってまだどこにも決まらないの?」と思うのですが、そういう方は、大抵は公務員に落ちた方なのです。
公務員になるのは簡単ではありませんから、殆どの方はそれに集中して試験対策を行います。そして、8月~11月頃に選考結果が分かるので、もし公務員に落ちた場合は、そこから就活がスタートです。12月頃になって、初めて業界研究を行い、初めて説明会に行くような方も実は結構たくさんいるのです。その時期ですと、少なくとも多くの大手企業はエントリーや選考を終えているでしょう。
じゃあ中小企業やベンチャーならどうでしょうか。
募集はしているかもしれませんが、人気のある職種やポジションは既に埋まっているでしょう。そうなってくると、もう選択肢の幅はほとんど限られてきてしまいます。
たまにエントリーシートの欄に、「公務員を志望していた為、業界研究や就職活動が遅れてしまいました」とわざわざ書く方がいますが、それは逆効果です。
「公務員になりたかったのですが、落ちてしまったので仕方なく御社を受けました」と言っているのと同じです。理解して欲しい気持ちは分かりますが、それとこれは関係ありません。
人によって特性や一長一短がありますし、どんなに試験対策をしても、全ての方が公務員になれるとは限りません。どんなに立派な学校を出て、人物的に優秀な方でも、12月から就活したのではもう手遅れです。
公務員志望の方も必ず一般企業を受けましょう
公務員志望の方も、必ず一般企業を受けましょう。その際は、大手企業だけでなく、中小もベンチャー企業も全て視野にいれる事が大事です。
一般企業を受ける理由は、「公務員に落ちた時に困るから」という事だけではありません。一般企業を受ける事で、自分が本当に行きたいところに行く事が出来るからです。
就活のコツとしては、まずは大手ではなく中小企業を受ける事です。登山を始める際に、いきなり富士山ではなく、小さな山から登るのと同じです。
それに、中小企業の方が選考のプロセスが早いので、面接や選考のポイントを掴みやすいからです。もちろん落ちる事もあるでしょうが、そこから自分の特性を見極める事が出来ます。そして、業界研究を行う事で、本当に自分がやりたい事も再認識する事が出来るでしょう。
もちろん企業から内定も貰うかもしれません。その結果、面接にも強くなりますし、何よりも自分にとって自信に繋がります。就活において、無駄になる事など何一つありません。
行きたい会社1つしか受けてはいけない決まりなどありません。どんどん受けましょう。大学受験だって行きたい学校以外にもたくさん受けるのです。そして、
内定を辞退する事にためらう必要はありません。内定を辞退されると、会社や学校にとって損害だとか、中には内定辞退した方を呼び出す会社もありますが、そんなのは一切相手にする必要はありません。そんなのは相手の都合です。
あなたは相手の為に就活をしているのですか?もしそうだとしたら辞退は出来ませんが、そんな事はあり得ません。就活をするのは自分の為です。自分が行きたい会社に行くのがゴールなのです。
これは大事な事なのでもう一度言います。就活において、無駄になる事など絶対にありません。
もしかすると、公務員試験の前に行きたい会社に巡り合えるかもしれませんよ。
①「なぜ公務員なのか」
②「一般企業と公務員を比較した結果、どの部分で公務員がいいのか」
この2つを意識しながら業界研究を行う事が、成功するポイントです。最初から公務員一本で行くよりも、一般企業と公務員両方から内定があり、色んな選択肢があった方が、人生はより充実したものになると思います。
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