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就活で迷ったらエンジニアをお勧めする7つの理由

エンジニア

ITエンジニアはこれから最も活躍出来る仕事

私は採用コンサルタントとして活動していますが、よく「どんな仕事に就けばいいのか分からない」という相談を受けます。

自分のやりたい仕事か、自分の得意な事を活かせる仕事を選ぶ事。それか、自分との接点がある企業を受けるのが1番良いのですが、もし特にこだわりがないのであれば、私は必ずエンジニアになれとアドバイスします。もちろん新卒も中途も両方です。

今IT業界はとても人手不足です。2018年現在で約17万人、2020年のオリンピックまでに約22万人の人手が足りなくなると言われています。

ただ私の会社で人を補充したいからエンジニアを勧めているのではなく、エンジニアを育てるのは世の中全体のニーズなのです。人手不足により、IT業界でうまく仕事が回らなくなってしまった場合、世の中全体のシステムが滞ってしまう可能性があります。

今回私が対象とするエンジニアとは、システムエンジニア・プログラマー・ネットワークエンジニア・サーバーエンジニア・WEBエンジニアなどのITエンジニアの事です。

今回は、私がエンジニアをお勧めする7つの理由をご紹介します。

①エンジニアは誰でもなれる

エンジニアになるのに理系も文系も関係ありません。やる気さえあれば誰でもなれます。業務の一環で難解な数式を解く事なんてありませんし、計算は全て自動でやってくれます。IT企業の募集要項を見ても、「理系出身者のみ」なんて殆ど見た事がないでしょう?

ちなみに既卒の方でも、20代なら全く問題ありません。少しでも興味があればどんどんチャレンジしましょう。

私は毎年たくさんのエンジニアを採用し育成していますが、文系の方が殆どです。ちなみに、学生時代からプログラミングが書けた人は、全体の1割程度です。

企業はその人の出身学部よりも、純粋にその人の質を見て評価しているのです。面接時の知識や技術などではなく、「ちゃんとウチで育てられるかどうか」という事を見ているです。

授業や研究で少しかじった程度のプログラミング技術では、システム開発なんて到底出来ません。プログラミングをやるアルバイトというのもありませんので、学生のうちからエンジニアの素養がなくても全く問題ないのです。

日本の企業はちゃんと誰でも身に付くよう基礎から研修を行ってくれます。ちなみに私の会社で、研修を受けたにも拘わらず、何のスキルも身に付かなかった人はいません。

②エンジニアは収入がいい

ITエンジニアは他の職種に比べて稼げる仕事です。

平均年収は500~600万円なので、日本人の平均年収420万円を大きく上回っています。

③生産力に上限がない

どういう事かというと、もし普通の仕事で8時間働いた場合、8時間分の生産力というのが生まれます。そこから労働者の給料が支払われる訳です。レジ打ちの仕事の場合、1時間にこなせる作業量には限界がありますので、生産力にも上限があるのです。しかし、エンジニアの場合、働いた後もそのシステムは稼働し続けるので、生産力にレバレッジが効くのです。

分かりやすい例として、ミュージシャンが10時間かけて曲を作っても、印税は10時間分ではないですよね。それと同じです。

生産力が大きければ大きいほど、世の中に与える影響は大きいのです。

④エンジニアは起業・独立しやすい

2006年に新会社法が成立し、ゼロ円で会社を起業出来るようになりました。しかし、だからと言ってゼロ円で会社を作れるでしょうか?

もし脱サラしてラーメン屋を開業しようと思ったら、テナント代・修繕費用・材料費・人件費などで、500万~1000万程度は必要になるでしょう。そして、儲けの有無にに拘わらず、毎月のランニングコストもかかるので、起業というのは本来非常に高いリスクを伴うのです。

しかし、エンジニアというのは、自分自信を資本とする事が出来るので、ローリスクで起業・独立する事が出来ます。ある程度技術が備わっているエンジニアであれば、自分を売り込むWEBサイトを構築し、サービス内容を紹介するだけで独立が可能なのです。かかる費用も実質サーバー代くらいなので、毎月約1000円程度で済むでしょう。

⑤人生を計画的に設計出来る

営業職の場合、いくら営業テクニックがあっても、モノを売ってナンボですので、売れるかどうかは景気に左右されやすいのです。不況ですとモノが売れないので業績も給料も上がりません。しかし、エンジニアは技術職です。モノを売るわけではなく、自分の技術を売る仕事ですので、不況にとても強いのです。

エンジニアは技術・知識・経験によって年収が決まるのです。

良くも悪くも、エンジニアの相場というものがあります。という事は、「30歳までに年収〇〇万円欲しい」という目標があった場合、それまでに必要な資格や経験がある程度明確になっているので、営業職よりもエンジニアの方がより人生を計画的に設計出来るのです。

⑥これからも仕事があり続ける

エンジニアとして少しでも知識・経験があれば、仕事が無くなる事はまずありません。エンジニアなのに仕事が無い人なんて今まで見た事がないくらいです。

「AIの登場によってエンジニアの仕事が無くなる」というのはただの思い込みです。マウス(GUI)の登場によってプログラミング(CUI)が無くなると言っているのと同じで、プログラミングは滅びるどころか、オープンソースを味方にし、更にインターネットの普及によって、ますます隆盛になっているのです。

⑦エンジニアから営業の仕事も出来る

営業の仕事とエンジニアの仕事、別にどちらがいいという訳ではありません。どちらにも一長一短がありますし、人によって向き不向きもあります。

しかし、少しでも技術系の仕事に興味があるのなら、まず最初にエンジニアになる事をお勧めします。というのも、エンジニアがもし合わなかったとしても、エンジニアから営業への転職は可能だからです。

逆に、営業経験しかないのに、いきなりエンジニアになれと言われたら高いハードルを感じてしまうでしょう?

それに、エンジニア経験を活かした営業の仕事というのもたくさんあります。実際に、IT業界の営業の方は、元エンジニアという方がとても多いのです。

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  1. 2018年 3月 08日

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木山智義のプロフィール

株式会社ハイストリート

 

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 博士前期課程修了
株式会社ハイストリート 代表取締役
東京のIT企業にて年間300人以上の方と面接を行っており、会社を経営しながら、採用コンサルタント、統計アナリストとして活動しております。

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