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インターンはどの企業の志望動機にも役立つ

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殆どの人が同じ志望動機を書く理由

先日都内で人事担当者の集まるセミナーがあり、採用に関する色んな情報を交換する場面がありました。その時に、「採用に関して困る事は何ですか?」という質問に対し、担当者の方達が皆口を揃えて仰るのが、「殆どの人が同じ志望動機を書いてくる」という事です。

これは正直私も同感です。IT業界の場合、大抵の方は以下のような志望理由を書いてきます。↓↓

これからの時代にITは必要不可欠なものであると思い、IT業界を志望致しております。その中でも、充実したスキルアップ制度に魅力を感じ、〇〇として世の中に貢献したいと思い貴社を志望致しました。学生時代に培った〇〇を活かす事で貴社のお役に立ちたいと考えております。

信用金庫や市役所などの場合は、大抵以下の様な志望動機です。↓↓

私は生まれ育った地元に貢献したいと思っております。その中でも命の次に大事な、お金を扱う仕事に携わる事が、一番の地域貢献になると考えています。

大体このような志望動機の内容で8割が埋め尽くされています。もう殆どの人が同じ内容を書いてくるので、内容よりも、誤字脱字が無いかどうかをチェックするくらいです。

やりたい事を仕事にしたい人は必見!仕事の選び方 

ではなぜ似たような薄っぺらい内容ばかりになってしまうのでしょうか?答えは簡単です。皆ホームページの情報だけを見て志望動機を書いてくるからです。ソースが同じという事は、結果同じ内容になってしまっても当然と言えば当然ですよね。
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インターンに参加するメリット

業界が定まらない人に対しては、私はとにかくインターンに行けとアドバイスします。とにかく絶対に、何となくでもいいから、友達について行くだけでもいいから行った方がいいと思います。

就職活動において、3年生のうちから早期活動派は全体の約20%です。では早期に何をするかというと、OB訪問やインターンです。OB訪問は特に時期はありませんが、出来るだけ早く着手するに越したことはありません。もちろん既に4年生であっても、既卒であっても、もしインターンに参加出来るのであれば出来るだけ参加しましょう。

ナビサイトよりもOB訪問とハローワークが就活を充実させる

インターンの時期は、大学3年の夏・12月・2月と3つに分かれていますが、インターンのピークは、最初に行われる大学3年の夏です。大抵の企業は、学生に他に行って欲しくないので、最初のインターンの内容を出来るだけ充実させるのです。そして学生も最初が一番モチベーションが高く、最初に行った企業の印象が強いので、その企業・業界に決めるケースが多いのです。実際に、12月のインターンでは人を募集してもどこの企業も殆ど集まりません。2月のインターンは採用と直結しているので少しは集まりますが、既にこの時点で募集枠が殆ど埋まってしまっている事もあるのです。

◆インターンに参加すると以下のようなメリットがあります。

・業界の専門スキルが身に就く
・業界の専門知識やリテラシーが身に就く
・お試し期間でもあるので、自分の方向性が分かる
・リアルな現場を見れるので、より明確なビジョンが持てる
・意外にそこでスイッチが入る人が多い先程も言いましたが、早期に就職活動をする人は全体の20%しかいません。という事は残りの80%は業界研究も出来ていないし、いきなり説明会やエントリーシートから始まるのです。インターンを通じて、実際の現場を体験している人とは雲泥の差があります。

要は80%の人は想像で志望動機を書いているのです。だから皆同じ志望動機を書いてしまうのです。逆に、インターンを経験している人の志望動機というのは、具体性・経験・自己分析がきちんと盛り込まれているので、どの業界であろうと、信憑性の高い内容になるのです。

そして、意外とこのインターンでいきなりスイッチが入る人が多いのです。

それまでは何となく大学に行き、何となくカリキュラムをこなし、何となく就活の事をぼんやりと考えていた人でも、インターンで自分が求めていたものに出会い、いきなりその才能を開花させる人が意外と多いのです。

実はこれはIT業界に多いパターンです。何故かと言うと、営業や接客の仕事というのは、学生の頃から多くの人が経験していると思いますが、IT業界におけるプログラミング・サーバー・ネットワーク関連の仕事はアルバイトでは経験出来ないからです。

以上の事を踏まえ、インターンは出来るだけ今まで経験した事がない業界・職種を選んだ方がいいでしょう。そして大事な事なので繰り返しますが、インターンやOB訪問は出来るだけ早く着手する事が肝心です。そこで自分の一長一短が分かりますし、その結果自分の方向性というのが見えてくるはずです。

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木山智義のプロフィール

株式会社ハイストリート

 

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 博士前期課程修了
株式会社ハイストリート 代表取締役
東京のIT企業にて年間300人以上の方と面接を行っており、会社を経営しながら、採用コンサルタント、統計アナリストとして活動しております。

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